2011年08月14日
『たゆとう』

『たゆとう』
すぃ――― ……。
音もなく彼女が通り過ぎた。
*
――― とぷんっ
明るい天上から深い水底へ
私の背後から視線の先へ
何度も、何度も、通り過ぎる。
呼吸できないはずの水の中で、どこよりも穏やかな息をつぐ。
彼女が巡る度、酸素が水に溶け、
私が二酸化炭素を吐き出すのだ。
どこよりも やさしく
タグ :いるかはいるか~
2011年08月14日
『にょきにょき』


『にょきにょき』
にょきにょきにょき たまに ひょこっ
*
大きな葉も追い越して
空へ向かって一直線
ああ 気持ちいいね
たくさん光を浴びて 素敵な花を咲かそう
お久しぶりです
結婚しました
結納→式の準備→挙式→お礼状・ご挨拶→新婚生活→ネットのない生活→規則正しい生活
バタバタと月日だけが過ぎてゆきました。。。
環境がガラッと変わり慣れるのに時間がかかりましたが元気です。
嘘。絶賛夏バテ中です。
皆様はお元気ですか。お盆が終わったらメールします。
タグ :オオガハス
2011年02月06日
『大樹へ』

『大樹へ』
大きな大きな樹 仰ぎ見る 触れてみたくて 手を伸ばす
*
一陣の風が吹いた
頭上からはらはらと光が降ってきた
見上げると大きな大きな樹が在った
足元を行き来する人なんか目もくれず
光を湛えてそこに在った
触れてみたくて手を伸ばす
届くことはないと分かっているけれど
私はここだよと手を伸ばす
**
オモチャカメラで撮影
自分で組み立てるフロク的なアヤツです
意外と良く撮れた☆
タグ :オモチャカメラ
2011年02月05日
『水鏡』

『水鏡』
霧の立ちこめる日は、水が鏡になる。舫う舟も美しい。
*
冬の朝 球磨川は対岸も見えぬほど深い霧に包まれていた
波もたたない川面はまるで鏡のように触れるものを映し出す
舫う舟と霧だけが水鏡の世界を知っていた
**
「JUNO」2010.12月号掲載
対岸には人吉城址が見えるはずなんだけど、全く見えなかった・・・
2011年02月05日
『金色』

『金色』
夕暮れの空が金色に染まり、街は黒々と闇に包まれる。
*
雨が上がったのか
薄暗かった窓辺が金色の光に包まれる
あまりの眩しさに外へ出ると
太陽の残照が空を支配し、街は黒く闇に包まれていた
**
「JUNO」2010.11月号掲載
2010年11月03日
『影』

『影』
落ちた銀杏は赤く染まり、伸びる影は大きく広がりをみせる。
*
秋の夕暮れに見た光と影の風景。
後ろの山は黒い影にと変わり、日暮れがそこまで迫っていることを告げてくる。
太陽は枝に残った銀杏の葉をキラキラと照らし、地面に落ちた葉を赤く染め上げる。
伸びた影はこちらを捕らえようとするかのように大きく手を広げている。
光と影のコントラストに魅せられた一時(いっとき)。
秋の夕暮れに見た景色。
**
「JUNO」2010.10月号掲載
ご無沙汰してます。お仕事ジタバタしてます。
でも元気にしてます。
日記 三日坊主にならないようにって言ってましたが、2か月放置ですね。ええ放置プレイなんです。
またしばらく潜ります。そのうち年賀状かメールでご挨拶いたします。
来年かよって突っ込まれた方は年内に私と遊んでやってください。
眠いのでおかしいです。
おやすみなさいませ。
タグ :影
2010年11月03日
『うららかな日』

『うららかな日』
ゆったりゆったり、秋の陽に照らされて、朗らかに。
*
丘一面に広がるコスモスがそよ風に吹かれてゆったりゆったり揺れている。
まだ背の低い花にも秋の陽は降り注ぐ。
ゆったりまったり朗らかに。
**
宮崎県 コカコーラの工場と生駒高原を巡る 行き当たりばったりな旅
***
「JUNO」2010.9月号掲載
タグ :コスモス
2010年11月03日
『森の住人』

『森の住人』
森の中で出会った白鳥はお家に帰ってゆきました。とさ。
***
今のまいぶーむは「かわいい写真」
色調柔らかく、明るい雰囲気。
デジカメは色のりが良いので絵本チックに作って遊べますよね。楽しい(はーと)
***
真夏の炎天下、
白鳥がこっちに向かって泳いできたので じっと待ってみた。
じーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私の視線を浴びながら
すぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
半径3メートルを保ちつつ、私を中心に弧を描いてこちらの岸に辿り着き、
Uたーん。。。
うん。そんなものさっ!
タグ :白鳥さん
2010年09月09日
深層

『深層』
あ、虹。
*
眠ったことに気づかないまま
意識は深く深く沈んでゆく。
夢の底で
虹がひっそりと浮かんでいた。
**
なんだか寂しい感じになっちゃいました

虹って不思議です。
水色の明るい空にでかでかと出ていれば、嬉しくなって元気がでるし、
夕暮れの薄暗いオレンジの中に出ていれば、しんみりしてしまうし。
まったく気付かない時もあれば、歩いている人たちの中で空を見上げているのは自分ひとりだったり。
友達と一緒の時に見つけたらテンション上がるし(笑)
消えるまで見ていたいと思うもの。
うん。私は虹がすき。
タグ :虹
2010年08月24日
空の上の遊園地

『空の上の遊園地』
♦
晴れ渡った空の下、アスファルトの道を延々と歩く。
てく、てく、てく…
遊園地の広告塔であるはずの観覧車は未だ影も形もない。
広大な敷地の中では、その巨大な姿も隠れてしまうらしい。
真夏の正午(しかも平日)を前に人の姿はまばらで、人気の無さにわずかな不安を抱いてしまう。
道を間違えたか。
……いや、大丈夫だ。
一本道が終わりを告げ、広場の先に観覧車が静かに待っていた。
遮るものが何もない。
空の低い所に雲が留まり、目を細めるとまるで観覧車が雲の上に建っているよう。
そうか、ここは空の上の遊園地だったのか。
だから地上の道の途中では姿を見れなかったんだね。
♦♦
真夏の遊園地はきっついですね。日差しが強くて、肌が焼ける音が聞こえます。直火焼き~
帽子と日焼け止めと風通しのよい長袖が必需品。あと水分も。
観覧車に乗ると、ああ、なるほど!
入場したほとんどの人々はプールが目的地だったみたい。
♦♦♦
画面の切り取り方1つで想像が膨らみます。
写真の楽しいところ。
♦♦♦♦
「JUNO」2010年8月号掲載
2010年07月25日
車窓の風景

『車窓の風景』
電車の中から見た風景。海と堤防は直線。雲は立体的でお互いがお互いを引き立てる。
***
ガタンゴトン、ガーーー、タン、ガタタン、ゴーーー。
車輪がレールを擦って猛スピードで走っていく音が聞こえる。
沿線の町が形を成さずに通り過ぎていく。
海に出た。
単調な景色は、猛スピードの中で形を留め、はっきりとその姿を現す。
変わらない景色は、単純な構図は、周りの音を消し去り、私の意識を捕らえる。
***
写真はその人の人となりが表れる。
ごちゃごちゃした世界が苦手なのか、単純シンプルな事象に出合うと落ち着く。
きっと他の人にはツマラナイ写真。でも、趣味の写真は自分を見つめる手段だから。
カメラはいろんな自分を探す道具にもなる。
***
「JUNO」2010年7月号掲載
タグ :車窓
2010年07月25日
爽やかに

『爽やかに』
桃のピンクと青空はよく似合うなぁと、すがすがしい気持ちになれた。
***
桃のピンクと透けた緑の葉っぱと明るい空の水色とほわほわの白い雲と。
どれも素敵な色。
雨の合間の晴天に記念撮影。
だってこのあと食べちゃうから。
***
撮影
葉っぱを透けさせて、桃にハイライトを付けて、青空を水色にするために、逆光で撮る。
出来上がりを想像して露出を考えることが楽しい。
***
「JUNO」2010年6月号掲載
2010年05月23日
旅人

『旅人』
まるで見知らぬ土地へ旅をした旅人のように感じる瞬間。
***
熊本県の学生なら(たぶん)一度は行ったことがある施設の庭みたいなところです(笑)
だからどこにも旅はしてきてないのだけど。
カメラのファインダーを覗くことでそこに別世界を想像するのです。
***
丘の下にあるグランドでは皆が遊んでいて賑やかな声が聞こえている。
それを背にしてぐんぐん丘を上る。
風がヒュゴーと思わぬ強さで過ぎて行った。
いつの間にか下界のざわめきは消えて、静寂の中に佇んでいる。
私は。
きっと前を行く彼女も。
どこまでも広い広い、手を伸ばしても計り知れない広大な自然の中で。
自分の存在を確かに感じていた。
……茫々と、ちっぽけな存在を。
***
「JUNO」2010年5月号掲載
***
追記
見た目、爽やかな光景なんだけど。
この頃心が荒んでました。若干。
だから明るい雰囲気の写真を撮っていても、語りのオチはちょいとテンション落ちてます。
文章難しいです。。。
2010年04月20日
飛行
『飛行』
手作りの飛行機は空へ飛び立ち、歓喜の記憶は夢の中へ。

♦
「3、2、1、はなせっ!」
合図と共に十数機の飛行機が空へ放たれ、
悲鳴とも歓声ともつかぬ叫び声が湧き上がる。
学生たちの成績を左右する試験が今始まった。
♦♦
私たちの学校では課外授業としてライトプレーン(木枠と和紙で作る飛行機で輪ゴムを捩じり、ゴムの戻る力でプロペラを回す。)
を各自作製し、飛行時間で授業の成績を決めるという残酷なイベントがある。
なぜ残酷かというと飛行機に全く無知な人間が、たった1日で作らなければならないからだ。
木枠や和紙を上手く接着することも難しいのに、飛びやすい重心の取り方があるなんて、そこまで頭が回るはずもない。
しかも完成したものを試しに飛ばしてもいいが、テスト前に壊れたら点数ないぞーと脅される始末。
どんだけSですか先生!
とにもかくにもテスト当日。天気は気持ちいいほどの晴れ。風も少なく飛行日和か。
名簿順に集合がかかり、僅かな緊張感が漂う。
「3、2、1、はなせ!」
学生の手から放たれた飛行機は方々へ飛び立った。
すぐに墜落するもの、適度に飛行して着陸するもの。合格点に届いたか、そうでないかそれぞれの運命が決まっていく。
そんな中、それぞれの喜びも無念も一掃してそこにいる者全ての注目を集める1機があった。
空へ、高く、私たちから遠く離れて飛んでいく。
10秒…、20秒…、みんなの心が一つになっていく。
いつしか声援が巻起こる。
頑張れーーっ!
終いには、学生の心に清々しい感動を残して飛行機は見えなくなった。
盛大な拍手は青空にまで届き、その青さに吸い込まれて消えた。
♦♦♦
飛行機の持ち主は今年の最高得点を手にした。
もちろん、カメラを向けていた私の飛行機は3秒しか持たなかったとか。
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
写真のみ、月刊情報誌 「JUNO ユノ」に掲載中。
人吉で発行されています。
この文章は事実に基づき、若干?脚色しています(笑)
手作りの飛行機は空へ飛び立ち、歓喜の記憶は夢の中へ。

♦
「3、2、1、はなせっ!」
合図と共に十数機の飛行機が空へ放たれ、
悲鳴とも歓声ともつかぬ叫び声が湧き上がる。
学生たちの成績を左右する試験が今始まった。
♦♦
私たちの学校では課外授業としてライトプレーン(木枠と和紙で作る飛行機で輪ゴムを捩じり、ゴムの戻る力でプロペラを回す。)
を各自作製し、飛行時間で授業の成績を決めるという残酷なイベントがある。
なぜ残酷かというと飛行機に全く無知な人間が、たった1日で作らなければならないからだ。
木枠や和紙を上手く接着することも難しいのに、飛びやすい重心の取り方があるなんて、そこまで頭が回るはずもない。
しかも完成したものを試しに飛ばしてもいいが、テスト前に壊れたら点数ないぞーと脅される始末。
どんだけSですか先生!
とにもかくにもテスト当日。天気は気持ちいいほどの晴れ。風も少なく飛行日和か。
名簿順に集合がかかり、僅かな緊張感が漂う。
「3、2、1、はなせ!」
学生の手から放たれた飛行機は方々へ飛び立った。
すぐに墜落するもの、適度に飛行して着陸するもの。合格点に届いたか、そうでないかそれぞれの運命が決まっていく。
そんな中、それぞれの喜びも無念も一掃してそこにいる者全ての注目を集める1機があった。
空へ、高く、私たちから遠く離れて飛んでいく。
10秒…、20秒…、みんなの心が一つになっていく。
いつしか声援が巻起こる。
頑張れーーっ!
終いには、学生の心に清々しい感動を残して飛行機は見えなくなった。
盛大な拍手は青空にまで届き、その青さに吸い込まれて消えた。
♦♦♦
飛行機の持ち主は今年の最高得点を手にした。
もちろん、カメラを向けていた私の飛行機は3秒しか持たなかったとか。
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
写真のみ、月刊情報誌 「JUNO ユノ」に掲載中。
人吉で発行されています。
この文章は事実に基づき、若干?脚色しています(笑)
2010年03月27日
さくらさくら
先週末、今週末、晴天に恵まれた人吉でした。
実はわたし、人吉市九日町通りの「あなたも京は、舞妓はん」というイベンでトお手伝いをさせてもらっているのですが、そこで聞いた話。13日はどこも雨だったのに人吉だけ晴れていたとか!
そしてそれを聞いて、私が晴れ女だからよ~ とか 私がてるてる坊主になってぶら下がっていたからよー ←!? とか主張するリーダーたち 笑
こんな素敵なおば様方で企画されたイベントは今年も盛況の内に終わりました。
ちなみに「あなたも京は、舞妓はん」は人吉球磨のひな祭りの時期に九日町通りで開催されるイベントです。
抽選に当たった方は舞妓さんに変身できます!興味のある方は検索してみてくださいね
雨降り後の曇天でも素敵に変身できる写真ってすごいですよね。。。
この中でセルフポートレート撮りたいなぁ。
実はわたし、人吉市九日町通りの「あなたも京は、舞妓はん」というイベンでトお手伝いをさせてもらっているのですが、そこで聞いた話。13日はどこも雨だったのに人吉だけ晴れていたとか!
そしてそれを聞いて、私が晴れ女だからよ~ とか 私がてるてる坊主になってぶら下がっていたからよー ←!? とか主張するリーダーたち 笑
こんな素敵なおば様方で企画されたイベントは今年も盛況の内に終わりました。
ちなみに「あなたも京は、舞妓はん」は人吉球磨のひな祭りの時期に九日町通りで開催されるイベントです。
抽選に当たった方は舞妓さんに変身できます!興味のある方は検索してみてくださいね


この中でセルフポートレート撮りたいなぁ。
Posted by みやもろりん at
19:55
│Comments(0)
2010年03月12日
雪の花~

昨日10日は三月なのに雪が降った。30秒、外に出ただけなのに全身真っ白。
てゆうか吹雪いてたよね。顔痛いし、運転怖いし

でも雪が降るとテンションあがる

そして見つけた雪の花。
伸びた草の頭に雪がふわふわと降り積もってまるで花が咲いたよう。
美しい!!
ちなみに真ん中奥に黄色い本物の花がぴょっと咲いている。
タグ :雪の花
2010年03月09日
徐 美姫 さんのトーク&スライドショー
『徐美姫 トーク&スライドショウ「その向こうに」』 に行ってきました。
写真家の方を呼んでのイベントが熊本(新市街 橙書店にて)であっているなんて知りませんでした。
良いことを知ったなとほくほくです
出版作品 共に赤々舎より
「SEX」 タイトルはびっくりしますが海をモチーフにしたモノクロ写真
「アンニョン」 在日韓国人3世である徐さんが初めて祖国を訪れた時の写真
スライドショウは韓国を訪れた時の写真を流し、徐さんが自分の生い立ちや祖国を訪れようと思った経緯などを朗読しながら進められた。 ※「」は朗読された内容ですが、微妙なニュアンスは違っているかもしれません。記憶だけのメモです。
『38度の熱』
「祖母が行方不明になり川で遺体となって発見された。 祖母との疎遠な関係。」
「子供を身ごもった時、自分の韓国人の血に日本の血が混じったと思った。」
この告白は受け手によっては不快感を覚えるだろう衝撃的なものだった。
「日本と韓国2つの血を半分ずつ受け継いで生まれてくる子供のために自分ができることは何だろう。
知らない祖国を訪ねてみることにした。」
自分の国とは違う国に3代にわたって住み祖国に行ったことがないというのは私には到底想像できない状況だ。
だからスライドショウは、そんな人が初めて祖国を訪れた時どんなところに目がいったのか、そのままを受け止めただけというのが本音。良いも悪いも好きも嫌いも感じる余裕が無かったというのが正直なところ。
スライドショウが終わるとお客さんひとり1つの質問に徐さんが答える形で進められた。
写真についてもあり、徐さんの好きなものは何ですかとか、結婚って何ですかみたいな質問もあった。
お客さんも写真をやってる人だけでなく、やってない人も、若いお姉さんも、おじさんもいて、
それでも会場の一体感みたいなのもあって面白かった。
私トップバッターでした。心臓に悪いです。
正直に、重い話でしたと言いました。徐さんってどんな人だろうって興味が湧いたので私も正直に質問しました。
身内のイザコザとかマイナスなイメージのものを人に曝け出すのは私はいやだと思う方なんですが、徐さんはどうして話せるのか?
「私も昔はそうだった。でも今はそういうことを曝け出さないと自分というものを追求できない。」
「自分の思いが普遍のものになるか試しているところ」
「シシャシン(私写真)って他人にとってはどうでもいいことだけど、写真集をみて私写真だけど あ、これ分かる とか、 人が見ているものなのに自分も感じるものがあると思うことがある 私の写真も人に共感を与えられるか」
このメモでは訳が分かりませんよね。
自分を曝け出すことで自分を追求する。それが徐さんが目指す写真の手段なのかなと。
間違ってたらすみません。
心に留め置きます。きっと自分に置き換えてこういうことかと理解する時が来ると思う。
おまけ
自分の写真を見てもらったら男っぽいねと言われた。初めて言われた。
自分のことを違う面から見なおしてみなければ。
びっくりおまけ
写真家の川内倫子さんもお見かけしました。あまりにも突然のことだったのでピクリとも動けなかった。。。
阿蘇の野焼きを中毒性のある景色と話してらっしゃったです。言葉の表現が違いますね。
たぶん普通の人なら、引きつけられるとか魅せられるとかいうところをこんな風に表現されてましたよ。
徐さんも朗読された文章も小説のようだったし、朗読も上手かったし、写真家の方って文の表現も上手いものなのかしら。
写真家の方を呼んでのイベントが熊本(新市街 橙書店にて)であっているなんて知りませんでした。
良いことを知ったなとほくほくです

出版作品 共に赤々舎より
「SEX」 タイトルはびっくりしますが海をモチーフにしたモノクロ写真
「アンニョン」 在日韓国人3世である徐さんが初めて祖国を訪れた時の写真
スライドショウは韓国を訪れた時の写真を流し、徐さんが自分の生い立ちや祖国を訪れようと思った経緯などを朗読しながら進められた。 ※「」は朗読された内容ですが、微妙なニュアンスは違っているかもしれません。記憶だけのメモです。
『38度の熱』
「祖母が行方不明になり川で遺体となって発見された。 祖母との疎遠な関係。」
「子供を身ごもった時、自分の韓国人の血に日本の血が混じったと思った。」
この告白は受け手によっては不快感を覚えるだろう衝撃的なものだった。
「日本と韓国2つの血を半分ずつ受け継いで生まれてくる子供のために自分ができることは何だろう。
知らない祖国を訪ねてみることにした。」
自分の国とは違う国に3代にわたって住み祖国に行ったことがないというのは私には到底想像できない状況だ。
だからスライドショウは、そんな人が初めて祖国を訪れた時どんなところに目がいったのか、そのままを受け止めただけというのが本音。良いも悪いも好きも嫌いも感じる余裕が無かったというのが正直なところ。
スライドショウが終わるとお客さんひとり1つの質問に徐さんが答える形で進められた。
写真についてもあり、徐さんの好きなものは何ですかとか、結婚って何ですかみたいな質問もあった。
お客さんも写真をやってる人だけでなく、やってない人も、若いお姉さんも、おじさんもいて、
それでも会場の一体感みたいなのもあって面白かった。
私トップバッターでした。心臓に悪いです。
正直に、重い話でしたと言いました。徐さんってどんな人だろうって興味が湧いたので私も正直に質問しました。
身内のイザコザとかマイナスなイメージのものを人に曝け出すのは私はいやだと思う方なんですが、徐さんはどうして話せるのか?
「私も昔はそうだった。でも今はそういうことを曝け出さないと自分というものを追求できない。」
「自分の思いが普遍のものになるか試しているところ」
「シシャシン(私写真)って他人にとってはどうでもいいことだけど、写真集をみて私写真だけど あ、これ分かる とか、 人が見ているものなのに自分も感じるものがあると思うことがある 私の写真も人に共感を与えられるか」
このメモでは訳が分かりませんよね。
自分を曝け出すことで自分を追求する。それが徐さんが目指す写真の手段なのかなと。
間違ってたらすみません。
心に留め置きます。きっと自分に置き換えてこういうことかと理解する時が来ると思う。
おまけ
自分の写真を見てもらったら男っぽいねと言われた。初めて言われた。
自分のことを違う面から見なおしてみなければ。
びっくりおまけ
写真家の川内倫子さんもお見かけしました。あまりにも突然のことだったのでピクリとも動けなかった。。。
阿蘇の野焼きを中毒性のある景色と話してらっしゃったです。言葉の表現が違いますね。
たぶん普通の人なら、引きつけられるとか魅せられるとかいうところをこんな風に表現されてましたよ。
徐さんも朗読された文章も小説のようだったし、朗読も上手かったし、写真家の方って文の表現も上手いものなのかしら。
タグ :徐 美姫
2010年02月23日
田んぼにじっとしているサギを見ると声をかけたくなるよね
田んぼにじっと立っているサギを見ると「何してるの?」と声をかけたくなるよね?
そしてカラスも声をかけたに違いない。
なんだかカラスがかわいらしく見えてきた
高速デビューしてきました。ようやく・・。
案の定、危うく通行券に手が届かないところだった
全行程、左車線でシルバーマークの車の後ろをひたすらついてまわった。車が多くて追い越しできなかったorz
トロイ人は安全運転が一番です
そしてカラスも声をかけたに違いない。
なんだかカラスがかわいらしく見えてきた

高速デビューしてきました。ようやく・・。
案の定、危うく通行券に手が届かないところだった

全行程、左車線でシルバーマークの車の後ろをひたすらついてまわった。車が多くて追い越しできなかったorz
トロイ人は安全運転が一番です

2010年02月04日
写真展終了しました
一か月あった写真展も終わりを迎えました。
あっという間でした。
作品を取り外すときは少しさみしい気持ちになりました。
いろんな方の支えがあって、できたことです。
たくさんの人が訪ねてくれて、見て頂いて、作品も私も嬉しいです。
この写真展を通して私と関わってくださった皆さまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
2010.2.3 人吉より
あっという間でした。
作品を取り外すときは少しさみしい気持ちになりました。
いろんな方の支えがあって、できたことです。
たくさんの人が訪ねてくれて、見て頂いて、作品も私も嬉しいです。
この写真展を通して私と関わってくださった皆さまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
2010.2.3 人吉より
Posted by みやもろりん at
01:25
│Comments(2)
2010年01月30日
明日で最後
初個展いよいよ明日が最終日です。5時には搬出作業が始まります。まだ見てない方は是非お早めに(笑)
会期中、友人、家族、先輩後輩、たくさんの人に見て頂けたこと、本当に嬉しく思います。
らくがきノートにメッセージを残してもらってありがとうございました。またゆっくり読み返したいと思います。大事な1冊ができました。
会期中、友人、家族、先輩後輩、たくさんの人に見て頂けたこと、本当に嬉しく思います。
らくがきノートにメッセージを残してもらってありがとうございました。またゆっくり読み返したいと思います。大事な1冊ができました。
Posted by みやもろりん at
20:47
│Comments(0)